中間運転台の荷物棚

怪文書的なことから色々思ったことを書いていく。記事内容は全て筆者個人の見解であり、所属している組織の思想などではない。

愛を知る地で、8年分の感謝と感動を。(下)【シンデレラSoL公演記】

→前回の続き

ライブは中盤に入る。

5.Athanasia

 オリジナルメンバーは紗枝、ナターリア、小梅の3人だが今回はナターリア役の生田輝さん、そしてライラ役の市ノ瀬加那さんの2人で歌われることになった。(俺は見えなかったが)テロップでこの2人の名前が表示されたときに思わず歓声が上がった。実はこの2人「ソル・カマル」というユニットを組んでいるのである。右隣の人はイントロで思わず崩れ落ちていた。「Next Chapter」の時の感じから見てどちらかのPなんだろうけどよかったなあホンマ。この曲タイトル「Athanasia」とはギリシャ語で「不滅」を意味する言葉である。このステージが終わっても、モバマスが終わってもこのライブの思い出は、アイドルの思い出は残り続ける。会場中はこの2人の優しい歌声によって包まれた。個人的なことだがこの曲は7th大阪の開演前BGMで初めてフルで流されており(当時はCD発売前)、なんとなくその時の思い出として残っていた。いつか有観客フルメンバーで聞いてみたい。

 

6.ミライコンパス

 聖、まゆ、智絵里、藍子、芳乃の5人「エフェメラ」による曲。この日は智絵里以外の4人で歌われた。曲のテーマが「卒業」だったこととイベント期間中にモバマスがサービス終了したこともあり様々なものがリンクしていると感じた。

Day1もよかったのだが、Day2はラストで涙を流す望月聖役の原涼子さんが印象に残った。直後のMCで「四葉のクローバーがあったんです!」と目を輝かせていたのだが、どうやら客席にチラホラいた智絵里のペンライト色である黄緑を4本持って「四葉のクローバー」にしている光景を見てもう耐えられなかったらしい。誰だ!泣かせた奴は!

めちゃくちゃエモいじゃねえか。

 

7.ソウソウ

  おおげさな声上げて 地球の裏側まで

  好きな色を 好きな歌を 思い切り叫ぶよ

 おそらくこの曲のことを語らないと今年を終えられないだろう。ナターリアのソロ曲が有観客初披露だ。思わずイントロドンで「あっ!」となった(隣の兄ちゃんもそんな感じだった)のだが、それはそうと生田輝さんが本当に楽しそうで歌って踊る様が本当に圧巻のパフォーマンスという言葉をそのまま表していた。間奏やコールも煽っていたのだが、ついにはラスサビで歌うことも要求してきた。なんとなく歌詞は覚えていたので当然のように歌えた。ここまでみんな歌えることある!?って思ったらモニターに出てたらしい。俺の席からは見えないから知らない。個人的にこの曲って大昔「ポンキッキーズ」とか「パルケエスパーニャ」*1とかで育った身からしたらどことなく懐かしさすら覚え、体が反応するメロディーと何故か泣ける歌詞が合わさって誇張とかなしに本当に刺さるのである。この時の歌声は絶対に地球の裏側まで聞こえていただろう。

 

この後、北条加蓮速水奏のユニット「モノクロームリリィ」の新曲「D-ark L-liy's Grin」がサプライズ披露。この後の打ち上げで「そういえば名古屋の花ってユリなんだよね、ほら。リリーカード*2ってあったやん」と同じ名古屋民のねぎまぐろさんに振ったらみんな納得してた。いやそこは「ユリカ」が先に出ろや。

 

8.Drastic Melody

 2年前にここで聞いたこの曲がまた聞ける。うれしいことだと思う。ただし今日のメンバーは黒埼ちとせ、ナターリア、木村夏樹の3人である。ちとせと夏樹はオリメンの相方としてナターリアはとりあえず入れてみた感が否めないのだが、何度アーカイブを見てもこの2人に負けていなかったと思う。もしかして今日はソル・カマルの日だったかもしれない。そう確信せざるを得ないそんなドラメロだったと思う。

ついでみたいな書き方になるけどマジで生バンドでやってくれて感謝。

 

この後告知で来年1月から初のユニットツアーを開催という発表があった。この時は喜んでたけどね。

こうして愛を叫び、愛を受け取った2日間は幕を閉じた。最後に安野さんと梅澤さんがマイクなしで感謝を叫んだところは2015年のMOIWを思い出してちょっとエモかった。

踊ろうネ ただし愛知県国際展示場、テメーはダメだ。

スムーズに規制退場が進み、愛知県国際展示場を後にする。

プロデューサーでアチアチの金山行全一特急を横目に優雅にミュースカイで名古屋へ。こっちもパンパンで通路に立ち客が溢れていた。

お世話になりやした~

この後は色々合流して打ち上げのお店へ。

全員で笑おう~~!

これはなんなんだろう。

ルカ…肉だよ…

終電まで飲み明かした。

 

翌日

この日は朝食を兼ねてねぎまぐろさん主催の月曜日のクリームソーダを飲む会。

名古屋人として正しいコメダのムーブを見せつけた。

その後はでらますを軽く回り、オタクたちと別れた。

 

 この2日間を通してやはりデレマス、そしてデレステがここまで続かなければこんな楽しいことは体験できなかったのだと改めて実感した。そしてギリギリでチケットを取ったことを後悔しつつ、またユニットツアーに行こうと思った。

この記事を出す時点でまだ「でらます」はギリギリ開催中なので、まだという方はぜひ行って見てはいかがだろうか。そして他の土地もこんな感じのコラボもっとやって欲しいねえと思った。

最後になりましたが2日間お会いした方々、ライブの出演者の皆様に感謝を述べつつこの記事を終わりたい。

The clock of the Cinderella Never Stops!

 

愛を知る地で、8年分の感謝と感動を。シンデレラSoL公演記 完

*1:パルケエスパーニャの話はまた追々したい

*2:名古屋市交通局がかつて発行していたプリペイドカード式乗車券・ユリカも同様