中間運転台の荷物棚

怪文書的なことから色々思ったことを書いていく。記事内容は全て筆者個人の見解であり、所属している組織の思想などではない。

【デレ10周年愛知公演Day1】聖なる夜、輝くステージ

こんばんは。

今回の記事は「アイドルマスター シンデレラガールズ」の10周年を記念したライブツアーの愛知公演の1日目に現地参加してきた文です。

 

 「輝くステージでまた会える。」

f:id:trm_f:20220115034922j:plain

2020年2月17日、大阪難波駅でふっと出た言葉である。この後筆者は名古屋行きのアーバンライナーに乗り込み、7th大阪公演の遠征から日常へと戻っていった。この公演では「9月に次のライブ開催!」という予告がされていたので、「7か月後にまたライブが見られるだろう。」とか「会場どこ?西武ドーム?幕張?」みたいなやり取りをSNSで眺めていた。*1

 

世界はそこから大きく変わってしまった。2019年12月末に始まったCOVID-19による新型肺炎は世界的に流行、プロ野球Jリーグも開幕・開催予定の試合が延期され、全国の小中学校は休校、人々の日常が大きく変わる中ライブも他人事ではなく、結局9月に予定されていたデレマスの次のライブも中止になってしまったのだ。*2年が明け、最初のライブ「Happy New Yell!」(以下HNY)も無観客配信になってしまい、その後シャニ2ndや3rdなどが優観客で行われる光景を見るとともに、9月に開催予定だったこのシンデレラガールズ10周年を記念としたライブツアーの開幕、愛知公演も楽しみにしていたのだが、またもや延期に。そしてその延期先の公演が今回である。

 行こうと決めたのが公演3日前だったのだが、情勢のせいや年末にいきなり決まったこともありすんなりと一般販売のチケットが取れてしまった。そして開催日もクリスマスである、筆者の仕事的に年末のクリスマス前後が一番激しいため、そんな時期にブチ混んでくるアイマス最高だぜ。などと思いながら「ペンライトにボタン電池を装備する」というもはや懐かしい動作をしながら当日を待ちわびたのであった。

公演当日

 2021年12月25日土曜日、自宅を昼頃に出て名駅へ、そこから秘密めいた改札口に向かい名鉄名古屋駅のホームに入った。

f:id:trm_f:20220104051723j:plain

ここから入るとちょうどファミマの前に来るから便利だよ

f:id:trm_f:20220104051800j:plain

公演の会場は愛知県国際展示場、中部国際空港の空港島内に建てられた展示場である。例によってそこに向かう交通手段は名鉄が主なので、筆者もずっと名鉄名古屋駅はヤバい」「迷いたくなかったら適当な電車で金山に行け!」と他地域のPに呼びかけたりしていた。実際迷ってるっぽい人は知り合いでも相当数居た。だから言ったっしょ。

f:id:trm_f:20220104052014j:plain

Pで満載のミュースカイに乗車。金山、神宮前と停車。神宮前を出れば空港までノンストップ。

f:id:trm_f:20220104052239j:plain

海だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

常滑駅を通過していつもの音楽が流れると中部国際空港駅に到着。

帰りの時間を読み21:37発のミュースカイのチケットを前もって購入。

f:id:trm_f:20220104052456j:plain

f:id:trm_f:20220104052506j:plain

駅から会場までは動く歩道などで結ばれているがまあまあ遠かった。途中自販機が会場に見当たらないことを知るととっさに引き返して空港ターミナル内のコンビニに駆けこんだ。気を取り直して再び会場に向かい、到着。アイマストドンの知り合いがいるので合流する。懐かしい感じだ。これ。

しばらく世間話や名鉄名古屋駅の話などで談笑すると公演時間が近づいてきたので場内に入ることにした。しかしどうも列がごっちゃごちゃである。開演30分前なのにえらい並んでいるし。挙句の果てには入場列がバラバラになり、前に100人前後は並んでたのに突然入場できてしまった。どういうことだこれ。そして開演も30分ぐらいは押すだろうという情報が入ってきた。ライブの入場ってこんな感じだったっけ?*3

座席は平面のアリーナのまあまあ後方だったものの、ステージはかろうじて見ることができるので7th幕張の位置よりはマシだったと思う。ここからは印象に残った曲などを抜粋して感想などを書き綴っていく。

 

①Virgin Love

我が担当、藤本里奈向井拓海による「ノーティーギャルズ」のユニット曲。前回大阪のDay2でも見てたけどやっぱりこの曲は何度見ても金子(真)さんと原(優)さんが楽しそうである。途中音がズレてる?ってところがあったのだがすぐに取り返すコンビネーションもさすがだなあと思った。いい加減に手元に音源を置きたいんだけどライブで聞かないと満足できない体になってしまった。

 

②君のステージ衣装、本当は…

この曲も担当の白雪千夜が参加している。そしてこの公演ではオリジナルメンバーが揃っているので当然やるだろうと思ってここにやってきた。*4今歌詞を見てみると結構これ青春時代とかにグサグサ刺さってくるよね。まあそれがテーマなんでしょうけど、担当補正なくいい曲だと思う。2021年の年始にイベントで結構頑張った思い出とかも蘇ってくる。そんな曲。

 

③BEYOND THR STARLIGHT

デレステの1周年を記念した曲。あまり話さないけどデレステ周年曲で一番好きなんだよね。この曲のメンバー5人中3人は1周年の時ボイスがなかったというのも時代の流れを感じる。「誰よりも光れ」「どんな世界にも頂点は一つしかない」など強い歌詞が結構印象的なので事あるごとに聞いていたりする曲。あとこれを聞いてると本当に作業が捗る。

 

④Private sign

塩見周子のソロ2曲目。前回披露の6thはLVだったので現地で聞くのは初めて。周子担当でもないけどこの曲は「とにかく聞きたい」と思い続けていた。この曲は昔夜中にドライブしていた時に聞いていたのだが、その時に本当にマッチしていた。夜行バスとかそういう移動中に聞いても映えるんだろうなと思っている曲だ。

 

この辺のMCではトークテーマ「忘れられないライブの名場面で」金子真由美さんが7thでセクシーギャルズのユニット曲「Gossip Club」をサプライズで披露した時を挙げ、また不意に死んでしまった。本当にあの時は叫んだからね。

そんな幕張の記事はこちら。

turumaista.blogspot.com

⑤花のことば

Day1だけ出演していた相葉夕美役の木村珠莉さんが福岡公演で着るはずだった衣装で登場。本人も触れていたけどこの時に拍手が自然発生したのが印象に残った。個人的には知ってる夕美P*5が浮かんできたりしてきた。デレマスに限った話じゃないが「そのアイドルで知ってる担当Pが浮かんでくる」って光景はよくあるのだが、自分もそうでありたいなあと思った。初めて現地で拝見したのだが、本当に歌唱力が高くて感動してしまった。

 

⑥アタシポンコツアンドロイド

今回はもうこれだと思う、このツアーでコーナー化されている属性別ユニットのコーナーで登場したのが天野聡美さん(白菊ほたる役)、大空直美さん(緒方智絵里役)、そして白雪千夜役の関口理咲さんである。声出し禁止なのにイントロでどよめきが起きたり、関口さんが歌う低音と天野さんのかわいらしさの落差が印象に残った。だんだん千夜ちゃんってポジションが安定してきたよね?

 

⑦泡沫のアイオーン

去年突如として「シンデレラガールズ劇場」で登場した荒木比奈のソロ曲。そういえばしっかりと聞いていなかったのだが、「田辺留依さん歌うっま!!!」って感想しか出てこなかった。個人的に荒木比奈は「デレステ」を始めてすぐの頃、SRのカードを引いたのにどうして喋らないんだろう…と思い、そこでシンデレラガールズの現状を知ることになったというきっかけになったアイドルなのである。そんな比奈に声がつき、ソロ曲が付き、今現地で聞いている。改めてこのコンテンツというのは「積み重ね」なんだろうと思った。曲の間奏では会場の向かって左側の壁に移った田辺さんのシルエットがSSR比奈の髪型だったのだが、映像には残っていなかった。「見た!」という人が終わってからサーチしたら何人かいたので助かった。*6

 

⑧Drastic Melody

松永涼渋谷凛、白雪千夜の3人ユニットの曲。おそらく9月の時点ではサプライズで披露するはずだったのであろう*7曲である。

毎回だけど千菅春香さん(松永涼役)って歌ってるときとMCで落差が激しいなあって思ったりするのだが、この曲の時は本当に「歌唱力全振り」という感じだった。*8早く声出しできる世の中になってくれ。暴れさせてくれ~ってなるパフォーマンスを見せてくれた。

この曲のイベントは「君ステ」以来の担当アタポンイベということで本当に必死になった。目標だった2000位には届かなかったが、それでも自分なりによくやっただろうと思える結果を残すことができた。この3人のアイドルは凛のSSRのイラストで揃い、3人の営業コミュも登場するなどしたので「もう早くこの3人で歌え!」と常々言っていたので、本当に待ちわびていた曲だった。*9

そんな3人「Sirius cord」の「叫び」をもっと聞きたいという方はもうすぐCDが売られる。松永涼のソロ2曲目も入るのでみんな買おうな!

 

⑨Stage Bye Stage

この曲についてしっかりと言及してなかったかもしれない。この曲は6th全公演や7thナゴヤの時にもアンコール前最後に歌われていたことで印象に残った方も多いだろうが、別れの曲なのにどこにも寂しさを感じることがない。歌詞にもあるけど「またね!」という感じの曲になってる。そうだよな、「前回からめちゃくちゃ時間がかかったけどこうしてまた現地に来れてるんだよなあ」と感じた。ここから先は本物の怪文書である。

 

何かの間違いで自分の番組を持ったとしよう。ニコ生でもラジオでもいいのだが、その時にスタッフや共演者の卒業などが起きた時、エンディング曲をこの曲にしていきたいとずっと考えている。

 

以上、怪文書でした。

 

こうして1年10か月ぶりの現地参戦は幕を閉じた。アンコールの衣装替え中に流れていた10周年を振り返る映像に千葉公演で登場したM・A・Oさん(鷺沢文香役)、安齋由香里さん(西園寺琴歌役)、井上ほの花さん(浅利七海役)、そして八神マキノ役・二ノ宮ゆいさんが追加されていた。

 

泣くわ。こんなの。

 

こっちは何年待ったと思ってるんだ。そんな時間に比べたら1年10か月なんか短いわ。

まさか最後の最後で泣かされるなんてね。あと拍手してくれたみんなありがとう。

f:id:trm_f:20220130040014j:plain

そんな感動の後に待っていたのだが

 

f:id:trm_f:20220130040033j:plain

これね、ライブ帰りのプロデューサーでアチアチの金山行き全車一般車特急。

規制退場&混雑のせいで21:37のミュースカイには乗れませんでした。てぺぺろ(喜多見柚)

f:id:trm_f:20220130040251j:plain

なぜ久々に乗る3500系リニューアル車がこんな時なのか

結果的に新鵜沼行きの準急(名古屋から急行)に押し込められ、名古屋に到着。途中でアイマストドンの民の打ち上げに欠員が出たとかで突然だったのだがご一緒することに。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

f:id:trm_f:20220130040435j:plain

f:id:trm_f:20220130040451j:plain

モツを持つ!ってねw

「こういう光景も久しぶりだったなあ。」なんて思い終電が終わっても酒を浴びながらライブの間奏であーでもないこーでもないと話し続けた。最後の方遠近感無くなってたけどなんとか無事にタクシーで帰宅。こうして今回の愛知公演Day1は終演となった。人生27年目、人生最高のクリスマスだったかもしれない。ちなみにDay2は配信で自宅から見ていました。One Life聞きたかったなあ…

 

 世界は大きく変わってしまった。パンデミックが経済の低迷や政情不安、そして紛争に繋がっていないとは一概に言えない世の中になってしまった。そんな中でも変わらずに我々に感動を届けてくれるシンデレラガールズの11年目、そしてそれ以降に大きく期待をしつつ(4月にファイナル公演もあるしね)、この記事を締めたい。

もう一度、輝くステージで会えることを信じて…

f:id:trm_f:20220130040715j:plain

今回物理チケットが無かったからこれが代わりね。

 

おわり。

ご覧いただきましてありがとうございました。

*1:個人的には周年曲の感じから沖縄とか福岡じゃね?とも思ってた

*2:代わりにやった24時間配信はめちゃくちゃ面白かったね。

*3:当然、手指の消毒と身分証の確認、そして検温は行われた。

*4:銀のイルカの話はやめろ

*5:この人は夕美のファンをデレステで2桁億人にしているほどの人

*6:クソどうでもいいけどこの曲は紀勢線耐久するときにたぶん脳内で流れるだろうなって思った

*7:Day2のあいさつで関口さんが触れていたが

*8:「本当にOne Lifeの人ですか?」なんて言われてたね

*9:サプライズ披露だったらGossip Clubの時と同じリアクションしてただろうね