中間運転台の荷物棚

怪文書的なことから色々思ったことを書いていく。記事内容は全て筆者個人の見解であり、所属している組織の思想などではない。

死んだ人間に人工呼吸は無意味である

最近話題の「Go Toキャンペーン」

これについてSNSで文句を言ってる人が多数見受けられるが、これについてSNS上で「あなたは観光業より政策に文句があるだけじゃないのか」という趣旨の書き込みをしたところ、捨て台詞のようなものを吐かれた。図星だったのであろう。どうせ1年後に観光業が死んでいたら今と真逆のことを言っているような人間だったのであろう。こういう時には「図星だったらごめんね!」などと言えばいいともう2年近くも言い続けているのだが、一向に流行る気配がない。もしこれを読んでいる人の中に居たら言おうと思う、図星だったらごめんね!

 

話がズレてしまったが、これが別の業種、あなたが就いている業種に置き換えて考えてみてほしい。運輸業が死ねば宅配便も郵便も来なくなるだろうし、銀行が死ねば経済は大混乱を起こすであろう。1つの業種が死ぬというのはそういうことなのである。1つの業種に死ねと言うのは簡単であろうが、死んだあとに支援をしても無意味なのである。これが記事タイトルの回収になるが、死んでしまった業種に死んだあと支援をしたところで生き返ることはないのである。

 

就活をしていた専門学校時代、エントリーシートの自己PRを書き続ける時間があったのだが、その中で担任に言われたのが「人の役に立たない仕事なんかねえんだよ!」という言葉である。内容は「人の役に立ちたい」などというオブラートのような薄っぺらい文章だったのだが、こんなものは当たり前だと言わんばかりに怒鳴りつけられた記憶がある。観光業は「誰かの楽しみ」の役に立っているだろうし、さらに旅館やホテル、移動手段、そこに納入する業者にも役立っているだろう。それらが死んでしまったとき、誰が残された人々の面倒を見るのだろうか。

 

「自分がいらないから世の中にいらない」などと考える人間の言うことがどれだけ浅はかで薄っぺらいのか、そして「政府が気に入らないから」という脊髄反射的な思考の人間がどれだけ愚かなのか、改めて痛感する出来事となった。

もしもこの記事を読んで「悪かったな」と思うようであればこの言葉を贈りたい

図星だったらごめんね!

 

以下おまけ

言い忘れましたがこの度このブログのタイトルを仮称から正式名称に変更してみました。意味はというとそのうち書こうかなと思っています。

 

ご覧いただきありがとうございました。